◇ふすま紙の種類
 柄はもちろん、材質もさまざま



◆紙・・・・・・・安価ですが、汚れやすくやぶれやすい

◆糸入・・・・・表面に糸が張ってあるので、汚れに強くやぶれにくい
         種類も豊富で、値段もさまざま

◆和紙・・・・・紙より丈夫。味わいのある風合い

◆防火紙・・・グラスファイバーを含み燃えにくい

◆防汚紙・・・表面に加工してあり、汚れても水ぶきできる   






◇ふすま張りの工程

1.まず枠や引手を取りはずします。 2.枠は1枚分ずつセットにしてまとめておきます。 3.痛みの状態を確認。 4.破れの補修。ひどい場合は下地から。
5.ウケと呼ばれる下紙を幅の長さに合わせて裁断します。 6.糊をつけ、霧吹きしてから貼っていきます。 7.片面3枚ずつ。
8.完全に乾くまで待ちます。
9.どこの襖か分かるようマークを記入。
(枠と同じマーク)
10.紙を裁断していきます。
(糊しろは1cm程度)
11.襖を直接紙の上に置き、余白を取って行くやり方が確実です。 12.たっぷり水をうち、紙を伸ばします。
(押入の場合、裏紙から)
13.側面に糊を乗せていきます。 14.しわがよらないよう張ります。破れやすいので注意。 15.あまり急激に乾燥しないよう、様子を見ながら霧吹きします。 16.裏が完全に乾いてから表を張ります。同じく水をたっぷり。
17.同じく、側面に糊を乗せます。 18.紙を中心から上下左右に伸ばすように張っていきます。 19.側面にマークを忘れずに記入。 20.完全に乾くまで待ちます。(乾燥が早いすぎる時は霧吹き
21.枠を取り付けます。 22.引手の穴を切り込んでおきます。 23.引手を取付けます。
(痛みがひどい場合は新品と交換
24.ふすま(押入)の張替終了。後は搬入・取付・調整で完了です。


しかし、いつも順調に仕事ができる訳ではありません。
かなり年数が経ったものは、ベニヤが少しの水分で割れてしまったり、
枠がはずす際に折れてしまったりと、ヒヤヒヤしながらの作業です。
   
釘が錆び付いているため、枠がなかなかはずれません
途中で折れてしまう事もしばしば。
キクイムシなどのせいで中がスカスカになっており、はずす際に折れてしまいました
戸襖は前の紙をきれいに剥がすところから
(何枚も重ねて貼ってあったり、前面に糊付けしてあったりすると大変)

    

障子紙の種類
               

 ◆普通紙・・・・・厚口(厚手のもの)や雲竜(繊維模様)など

 ◆タフトップ ・・・ナイロンが織り込まれており破れにくい
           (白地や雲竜など)

 ◆ワーロン・・・・アクリル素材でやぶれに強い
           厚さ、模様、色などさまざま