草と藁

おしらせ

数年前より京都の文化畳保存会の会員、長崎市文化財サポーターとして活動してまいりましたが、日本の歴史的建物について知れば知るほど、日本家屋が自然に寄り添っていることを実感。中でも人の肌に触れる機会の多い畳は、い草と藁、まさに天然素材で出来ており、御簾や障子などと共に、近代的な生活の中に唯一残る日本文化だなぁ、と改めて感動しております。

最近は古民家再生の流れも広がり、敢えて土壁や棕櫚など昔ながらの素材を使う現場も増えております。新しいものを取り入れることと同様に、伝統や文化を今の生活の中に活かしながら残していくことも心がけていきたいものです。

さて、風が爽やかな季節になってまいりました。春は畳替にぴったりの季節。畳替えで畳床はもちろん、床下の空気を入れかえ、新鮮な気持ちで新生活をスタートされませんか?

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